2018年03月08日

3/4(日)宮本俊和施設長の最終講義、ならびに各併催イベントの報告

先日3月4日、母校施設長 宮本俊和教授の最終講義、ならびにつくし会総会も含め、各種イベントも併催されました。先日のメールにてお知らせ致しました通り、主催者は異なるものの、以下のよう朝から晩までイベントが続きました。

午前中:
 スポーツ鍼灸リサーチミーティング 一般口演

昼休み:
 つくし会総会

午後: 
スポーツ鍼灸リサーチミーティング シンポジウム
 「視覚障害スポーツの競技支援」

 宮本俊和教授 最終講義
 「筑波大学理療科教員養成施設の取り組み 復興支援から東京2020大会」

夜: 
 宮本俊和教授退官記念パーティ

宮本先生は、つくし会総会を除き、朝から通して会場におられました。宮本先生とともに過ごされた先生方も多くおられました。最終講義では、宮本先生の活動のなかでも、東日本大震災からの活動を中心にお話を頂けました。

また、退官パーティでは、宮本先生が鍼灸マッサージの臨床家を志してから、現在に至るまでの経緯を、宮本先生ご本人からも、入職時の施設長である西條一止先生からもお話を聞くことができました。

鍼灸院を営むご家庭で育ち、日常的に視覚障害の方々と接してこられたことや、筑波大学でスポーツ選手の治療にも取り組まれてきたことが、今となって多くの視覚障害パラリンピアンを支えるのに繋がってきたこと、

また、どんな頼まれごとにも嫌な顔をせず、ずっと淡々と取り組まれ、お父様の後を継ぐべく臨床家になる道が、いつの間にか大学での臨床、研究、教育に代わりながら繋がってきた事を、改めて聞く事ができました。

そんな先生だからか、遠く九州、関西など、全国から150名を超える方々が集まり、終始和やかな中で最終講義、退官パーティの時が流れて行きました。まさに、宮本先生の人柄や、仕事に取り組む姿勢があったからこそのことだと感じました。

宮本先生は、これからも2020年パラリンピックに向けて、退官こそされるものの、なんらかの形でかかわっていきたい意思を示されておられます。なんだか、4月を過ぎても、施設のどこかにいて、患者さんや選手とむかいあっているような気になるのは、私だけでしょうか・・・。

つくし会総会の報告は、追ってまた別のメールでさせて頂きたいと思います。とりとめのない報告文となってしまい、誠に申し訳ございませんでした。

以上、文責  
つくし会 事務局  矢野健太郎

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posted by つくし会 at 18:35| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする