2018年03月08日

第10回つくし会総会

先の投稿につづき、つくし会第10回総会の報告をさせて頂きます。

今回は、宮本俊和先生の一連のイベントが詰まっていた事から、つくし会では総会以外は行なわず、また理事を中心に一連イベントへの協力を適時させて頂きました。また、つくし会として、退官パーティにはお花も添えさせて頂きました。

そして、総会では通常報告とともに、理事を主に来年度以降の企画についても話し合いました。以下、来年度以降の企画について列記させて頂きます。

1.次回 つくし会総会開催日:
2019年2月24日(日)と決定致しました。

2.次回企画:
「OBOG臨床家 座談会」(※仮題)

3.OBOGインタビュー動画の配信

4.OBOG現況調査

以下、2〜4について詳細を記します。

2.次回企画:「OBOG臨床家 座談会」(※仮題)
当会発足以降、開業された先生方が少なからずおられます。また、理療臨床部の特徴として、少なからず開業や臨床家として活躍したい意思を持っている方がおられるかと思います。そこで、すでに開業されている同窓生の方々に壇上に上がって頂き、様々な事について経験を語って頂いたり、意見を交わして頂けたら、今後開業を考えている方々の参考にもなるかと考えました。壇上には、通院型、訪問型、都心開業、郊外・田舎開業、対象患者など、多種多様な方々に上がって頂けたらと考えております。

3.OBOGインタビュー動画の配信
これまでのOBOG活動事例報告会に替えて、インタビュー動画を作成し、つくし会内で公開することを考えました。これまで、OBOG活動事例報告会を毎年3名ずつ行ってきましたが、以下のような欠点があったと思います。

・物理的、時間的に、当日参加可能な方のみしか発表困難
・発表資料作成の負担

そこで、遠方の先生でも、総会の日に来られない先生でも、あまりお手間を取らせずに近況報告をして頂けるような方法はないかと考えていました。そして、以下の2方法を考えました。

@インターネット上でバーチャルインタビュー動画を撮らせて頂く
(アプリ「zoom」活用)
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html

A治療院にお伺いして、インタビュー動画を撮らせて頂く
(例: OB新井一宏先生インタビュー動画)
https://www.youtube.com/watch?v=FxbYvUVxOho&feature=youtu.be

ネット上でのインタビュー形式の近況報告であれば、物理的、時間的な制限も少なく、また、視聴するにも、自分の都合の良い時間にみれて良いのではないかと思います。臨床を続けるうち、どうしても患者さんが遠くに転居することがあるかと思います。そんな時に、たしか同窓生があそこにいたよな・・・と思い浮かべるきっかけになるのではないかと思います。臨床家 ⇔ 臨床家だけでなく、教育者、研究者の間でも、お互いを知れるきっかけになるのではないかと思います。

また、インタビュー内容は以下のよう考えております。

●インタビュー内容案
@自己紹介
Aお仕事場所を動画で撮らせてください
B母校施設を出てからの経緯
C現在、注力していること
D現在の悩み、課題
Eこれからの夢、目標
F同窓生の方々へのメッセージ

4.OBOG現況調査
当会も10年がたち、それぞれの分野で活躍されたり、所属先を変えたりされている方も少なからずおられるかと思います。よって、差し障りのない範囲で、皆様の現況調査をさせて頂きたいと思います。

以上、総会報告とさせて頂きます。

つくし会 事務局
矢野健太郎
posted by つくし会 at 18:44| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3/4(日)宮本俊和施設長の最終講義、ならびに各併催イベントの報告

先日3月4日、母校施設長 宮本俊和教授の最終講義、ならびにつくし会総会も含め、各種イベントも併催されました。先日のメールにてお知らせ致しました通り、主催者は異なるものの、以下のよう朝から晩までイベントが続きました。

午前中:
 スポーツ鍼灸リサーチミーティング 一般口演

昼休み:
 つくし会総会

午後: 
スポーツ鍼灸リサーチミーティング シンポジウム
 「視覚障害スポーツの競技支援」

 宮本俊和教授 最終講義
 「筑波大学理療科教員養成施設の取り組み 復興支援から東京2020大会」

夜: 
 宮本俊和教授退官記念パーティ

宮本先生は、つくし会総会を除き、朝から通して会場におられました。宮本先生とともに過ごされた先生方も多くおられました。最終講義では、宮本先生の活動のなかでも、東日本大震災からの活動を中心にお話を頂けました。

また、退官パーティでは、宮本先生が鍼灸マッサージの臨床家を志してから、現在に至るまでの経緯を、宮本先生ご本人からも、入職時の施設長である西條一止先生からもお話を聞くことができました。

鍼灸院を営むご家庭で育ち、日常的に視覚障害の方々と接してこられたことや、筑波大学でスポーツ選手の治療にも取り組まれてきたことが、今となって多くの視覚障害パラリンピアンを支えるのに繋がってきたこと、

また、どんな頼まれごとにも嫌な顔をせず、ずっと淡々と取り組まれ、お父様の後を継ぐべく臨床家になる道が、いつの間にか大学での臨床、研究、教育に代わりながら繋がってきた事を、改めて聞く事ができました。

そんな先生だからか、遠く九州、関西など、全国から150名を超える方々が集まり、終始和やかな中で最終講義、退官パーティの時が流れて行きました。まさに、宮本先生の人柄や、仕事に取り組む姿勢があったからこそのことだと感じました。

宮本先生は、これからも2020年パラリンピックに向けて、退官こそされるものの、なんらかの形でかかわっていきたい意思を示されておられます。なんだか、4月を過ぎても、施設のどこかにいて、患者さんや選手とむかいあっているような気になるのは、私だけでしょうか・・・。

つくし会総会の報告は、追ってまた別のメールでさせて頂きたいと思います。とりとめのない報告文となってしまい、誠に申し訳ございませんでした。

以上、文責  
つくし会 事務局  矢野健太郎

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